コミュニケーションエイド あのね♪DS
商品概要
ひとことで言えば、携帯型トーキングエイドです。
自閉症の子供たちの多くは、自分の意思を思うように伝えられない為、まわりの人たちとのコミュニケーションがうまくとれません。
「あのね♪」は、子供とまわりの人たちとを結ぶコミュニケーションツールなのです。
~なぜ「あのね♪」なのか~
「あのね♪」を使うことで、文字を獲得する自閉症の子供は少なくありません。
それは、自分が押した文字の音が出るだけで終わるのではなく、画面上に形(文字)として残ります。
自分の行動が視覚的にフィードバックされることにより、文字の理解がしやすくなるからです。
「あのね♪DS」
「自閉症の子供たちの為に、持ち運びが出来て手ごろな値段のコミュニケーションツールを作れないか?」障がい者支援のボランティアグループから依頼を受け、2003年10月に商品化したのが、「あのね♪」です。
PDA版や携帯電話用アプリ(共に販売終了)を経て、2009年8月に任天堂DSソフト「あのね♪DS」の販売をいたしました。
「あのね♪DS」は利用者の声を基に4つの機能を搭載いたしました。
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おしゃべり機能
タッチスクリーンの文字にタッチして発声します。
作成したことばを保存することもできます(保存:200件) -
スケジュール機能
行動計画を立てます。
スケジュールの追記や並べ替えができ、保存もできます。(保存:100件) -
タイマー機能
カウントダウンタイマーと時間指定タイマー機能があります。
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写真機能
スケジュールに添付したり、シンボルマークとしても活用できます。
写真に名前をつければ、音声で読み上げます(保存:約50枚)
※ニンテンドーDS、ニンテンドーDS Liteではご利用できません
「あのね♪DS」ちょこっとメモ
タイマーを作動させながら、他の画面に遷移したときにタイマーがストップしてしまっては意味がない!
スケジュールを作りながらでも、おしゃべりをしながらでも、時間がくればアラームが鳴るようになっています。
音声再生にオプション機能で「ON」「OFF」を作りました。
「ON」すると、文字をタッチすればその文字の音を発声しますが、「OFF」にすると「しゃべる」ボタンを押すまで発声しません。
この機能をつけた理由は、ズバリ!「先読み防止」対策です。
すべてを打ち終わる前に大人が先読みして声をかけると、子供のモチベーションは一気に下がります。
TEACCHのスケジュールの方法をそのままソフトとして開発しました。
ひとつの項目に写真・タイトル・時間・説明文が表示でき、入れ替え・追加も自由自在に変更できます。
製作協力・監修
大西 俊介 障がい支援団体といくらふと代表
ぴーすの支援センター 主任コーディネーター
商品詳細/購入はこちら
株式会社アクセスインターナショナル
http://www.accessint.ne.jp/communi/sound/871.html
※「あのね♪DS」は、店頭での一般販売はしておりません